”1900〜 ヨーロッパにおいて、革靴をあつらえる事すら出来なかった労働者階級の人々は、履きつぶされた革靴や余り革をどこからか集めては
切ったり、かしめたりを繰り返し自分だけの生活に見合った靴を作っていた時代がありました。

それらは装飾性などにはかけるものの、遊び心に溢れ、無骨でいて愛嬌があり、革という素材を極限まで生かそうとした、
まさに現代では見る事の出来ない革本来の本質、あり方を考えさせてくれるものでした。

その時代では当たり前であったであろう靴はファッションの一部である前に、生活に根ざした「道具」であるという事。

そこから必然的に生まれてくるデザイン、作りの確かさ をベースに forme としての現代的解釈を交えた靴を提案し続けていけたらと思います。”

forme designer 小島明洋


forme

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