傳-tutaee-による日傘のレーベル ツタエノヒガサの、キツネノタスキ。

オリジナルファブリックの「紅殻」が、優雅な佇まいを纏う日傘。

日本の麻素材に柿渋染料と直接染料を用いて濃色に染め上げることで、
経年変化したような奥深い色合いを表現した特別なファブリックが、優雅な佇まいを纏います。

柿渋によって染色されたこの特別な素材は、空気中の酸素や太陽の紫外線、
湿度、温度によって色が魅力的に変化していく過程も楽しめます。
そこには、日本の手仕事の温もりと確かな技術が息づいています。

親骨の長さは43cmと、持ち運びやすいよう計算された小振りなサイズ。
竹製の石突や持ち手、露先に至るまで、特別に誂えた上質な素材が使われています。

単に紫外線を防ぐ実用性だけでなく、開閉する優雅な所作や、
日差しの中でそっと広がる美しい絵柄を眺めるという、豊かな遊び心も満たしてくれる「キツネノタスキ」。

それは単なる日傘ではなく、日常に優雅な物語を添える特別な存在。




〔 シン麻 柿渋 〕