forme（フォルメ）の、"ALBERT｜アルバート"。

接ぎが無いミニマルな印象の新型サイドゴアブーツ。
22awで発表したChelseaをベースに、23awではNo13木型で製作しました。

木型のボリュームに合わせて底周りのみを変え、
厚さ4mmのミッドソールを加えてダブルソール仕様に。

素材の質感やシワ感をより感じれるよう、レザーの”接ぎ目”を無くしてエレガントな作りです。


ゴアは、イタリア Nastrotex社のダブルフェイスを使用。
ブラックとダークブラウンのゴアを2枚重ねており、言うこと無しな強度です。

足入れを良くするために緩やかなトラぺゾイド型（台形）で、形成し機能性のある特徴あるカタチに。

くるぶしを覆う丈感は丁度よく、履き口もシャープなので、パンツの裾は嵩張らずブーツに被ります。







グッドイヤー製法でソール全般の交換修理も可能となり、長く育てエイジングを重ねられます。
クラシカル、モード、カジュアルな装いにスタイリングが楽しめます。






キメの細かい上質なバッファローレザー（水牛）の子牛の革。
通常のバッファローよりもシボ感が細かく上品な印象。
ベジタブルとクロムによるコンビ鞣しで、足馴染みがよく、使い込む程に色合いも深くなります。
乳化性クリームで磨くことでツヤが生まれてきます。




ソールは、イタリアのVibram社が製造する日本では珍しい”Tuscany”。

タンクの意匠が端までなく、セットインされたデザインです。
スッキリしているのに、しっかりとしたタンクソール。

デザイナーがようやく見つけたこのラバーソールは、耐久性や、機能美も併せ持っています。