SUSURI(ススリ)の、”ボタニストシャツ”。
腰の曲がった偏屈な植物学者をモチーフに、長きにわたり制作していたヘムレンシャツをアップデートした一着。
小ぶりな衿や膨らんですぼまっていく背中などのディティールはそのままに、サイズ感や仕様を見直したもの。
すっきりしたシルエットですが、身幅もたっぷりしているので緩やかな着心地です。
伝統的な加工で揉み解し、生地に膨らみとシボ、ケバ感を持たせた後に樹脂をのせ伸ばすことで生まれる、
柔らかさとハリが重なりあう生地はSUSURIオリジナルのファブリック。
ミルク成分由来の原料から作ったオリジナルボタンは、生地と同色に染めることで穏やかなアクセントに。

〔 Water|170cm 〕

〔 Leaf|162cm 〕

〔 Night|162cm 〕
2023 spring & summer
「CIRCUS」
“一つの服に、一つのスタイルに、一つのコレクションに、別の表情を持つものを居合わせる”
幕で覆われた建物の中は現実と空想が溶け合う世界。
陽気だったり、滑稽だったり、高慢だったり、悲壮だったり。
見る者の心持ちによって印象が変わる表情を使い分け、
次から次へとあちらこちらで繰り広げられる様々な出来事。
サーカスは、多くの感情を抱え込みながら時に大胆に、時に控えめに人々を楽しませ、満たす。
別々の何かを一つの空間に並べた混沌と調和の渦。そんな舞台から、
光と影、曖昧と明瞭、混沌と静寂、見えるものと見えないもの。
というキーワードをイメージしてつくっていったシーズン。
サーカスは、幼い頃の思い出。
受けた衝撃と興奮の消化をしきれないまま言い表せずに心にとどまっている。
この言葉で説明をすることが難しいノスタルジーをかたちに、柄に、色に表した、
これまでで最も華やかでしめやかで個人的で積極的なシーズン。
ストライプやチェックに加え、
ヨーロッパヴィンテージからオリエンタルな雰囲気まで植物図案に幅を持たせ、
無地に思えるような生地も凹凸のある織りや加工で陰影を含ませるなど、
はっきりするもの、しないもの、色々な柄をつくり出し、
ジャカードやプリント、刺繍として多彩な生地で表現。
染めや付属使い、色の組み合わせなどによって変化を付けた無地との対比を提案するシーズン。
厚み、トロみの異なる数種類のリネンに加えラミーやシルクリネンなどの様々な麻を中心に、
透け感があるものや光沢感のあるもの、ニットになっていたり手紬ぎだったりと綿の奥行きも増やして、
ベージュとブラックをベースカラーに、ブルーやイエロー、ピンクやホワイトを組み合わせたパレット。
SUSURI
ボタニストシャツ
col:Water、Leaf、Night
size:4
material:Cotton100%
made in JAPAN
【 4 】
肩幅:56cm
身幅:67cm
袖丈:59cm
裄丈:89cm
着丈:84.5cm
※平置きにて採寸しております。
※若干の誤差はご容赦ください。
※
採寸の詳細はこちらをご覧ください。
※お取扱いについて※
・素材の特性上、着用やクリーニングなどによる収縮や毛足の乱れ、白化があります
・タンブラー乾燥禁止
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